〇〇を捨てたら覚悟ができた話

こんにちは!

在宅秘書の居安亜希子です。


仕事で、自分の関われる範囲が徐々に広がり、理想の働き方がいつのまにか叶っていました!


というわけで、気がついたときにはフリーランスの道を歩き出していたわけですが、さらに道を広げていこうと思った頃、果たしてこのまま突き進んでいいものか、不安を感じて確信を持てなくなってしまうことがありました。



なぜなら、ほかにも選択肢がたくさんあるから。ただ「働くこと」「収入を得ること」が目的であるなら、なにも起業でなくたっていいわけです。駆け出しの身であるその頃の私には、自分がうまくいくかどうかもわからない「起業」という道をこのまま突き進むことがどこか恐ろしく、足がすくんでしまったのです。

正社員にしろ、派遣社員にしろ、企業に所属することで得られる恩恵は、社会保険や福利厚生だけにとどまらず、労働基準法によって労働環境そのものが守られていたりします。

アルバイトでも、社会保険等保証されますし、辞めさえしなければ”そこにある仕事”をコンスタントにし続けることができます。

とくに、私の住む愛知県の三河地方は自動車関連の企業が数多くあるので、通勤圏内だけ考えても、働く場所には困りません。

それでも、これらの選択肢を選ばない理由は?

私が起業をする理由は…?

これらに明確に答えられなければ、「逃げ道」を用意していることになる、ってわかっていました。そして逃げ道を用意している限り、いつまでも覚悟が持てないんですよね。

これまでより大きな視点でやっていくなら、いよいよ覚悟を決めなくちゃいけない時が来たわけです。



そのとき、悩んだ私がしたのは、頭に浮かぶ選択肢をいっそ徹底的に調べて、具体的にイメージしてみることでした。

具体的にさまざまな求人情報を見て、気になる仕事に携わる自分をひとつひとつイメージしたのです。そこはどんな職場で、どんな人たちと、どんな仕事をするのか。朝起きて、バタバタと家を出ていく具体的な生活イメージから、その生活をした先に私はどんなことを叶えようとしているのか?


そして、同時に考えました。

私はこの先、どんなお客様に向けてどんなことを提供したいと思ってる?

これから先、なにを大切にしたい?。どんな生き方がしたい?。


そうすることで見つかった答えは、『私は自分らしく働くことのできるこの働き方が大好きで、この生活に今とても満足していて、さらにもっと成長したいと思っている』ということ。そのためには、家族の協力を仰ぐことにもなるだろう、生活に大きな変化があるかもしれない。それも全部ありがたく受け止めよう、と思えました。


変化する自分を具体的にイメージすることができて初めて、私は起業でやっていく、と「決める」ことができ、その決断をすることで、ようやく自分のなかに「本当の覚悟」が生まれたように思います。


まだまだこの先も、覚悟を求められる場面はたくさん出てくるでしょう。

けど、あのときの決断が最初の一歩となって、きっと積み上げていける、と今は自分を信じることができます。

迷ったとき、足がすくんで動けなくなったときは、頭に浮かぶ選択肢と徹底的に向き合って、「捨ててみる」のもいいかもしれません。


今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。




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