生活と仕事を共存させる

女性の生き方はさまざまです。

育児・介護を含んだ「生活」と、「仕事」を両立する方向を模索して、歯を食いしばって苦しい時期を乗り切る選択をする人もいます。

一方、子どもや家族、「なんらかの理由で働くことに専念できない人」、も当然います。

人の人生は人それぞれ。どちらが正解ということはない、と強く思います。


「なんらかの理由で働くことに専念できない人」のなかにも、状況はさまざま、人によって違います。

「家族を優先する」という選択を、自分で納得して自ら選ぶ人、意思をもつ前にその選択肢以外ない人、本心とは裏腹に状況が許さなかった人。

女性の生き方はほんとうに多様です。


その多様な生き方のなかで、自分を認めながら自分らしく働くのは、なかなかむずかしいなと、私自身ずっと思っていました。

「生活を仕事に合わせる」か、合わせなくてもいいように何かしら「妥協の選択」をするか。ありとあらゆる選択肢を挙げ、実際に動いてみるものの、何度も何度も壁にぶつかり、もうこれ以外の選択肢は思いつかない、というところでたどり着いたのが、フリーランスの在宅秘書という働き方でした。

「自分の生き方のなかで働く」とは。

私の中の結論は「生活と仕事を共存させること」です。

共存とはつまり、仕事と生活の垣根があいまいになる、在宅フリーランスならではのタイムスケジュールも含みます。それは時にネガティブな意味合いで受け取られることもありますが、私にとってはそれも「共存」、むしろポジティブです。

子どもにおかえりと言ってあげたい。子どもが熱を出しても大丈夫だという安心感を持っていたい。そういったささやかな希望と仕事におけるやりがいが、きちんと両立できるのは私にとって大きな喜びでした。

多様な時代のひとつの選択肢だと思っています。











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