チーム、独立、フリーランスの働き方
このお仕事、最初は企業専属ではじめました。
携わったのは都内のマーケティング会社で、リアルでの対面も一度もありませんでした。仕事はすべてチャットとZOOMで。引継は動画で。わからないことはGoogle先生に聞く。
最初はその肌感になかなか慣れませんでしたが、その環境のおかげで自己解決能力や自律心が養われたのは間違いなく、ずいぶん鍛えてもらいました。
とはいっても、自分一人で仕事が完結するわけではありません。その会社はフリーランスばかりでチームを構成してプロジェクトを動かす形態をとっていました。私の役割は、同時にいくつかのチームに参画しながら、さまざまなクリエイターさんたちのなかで事務全般を引き受ける、そんなイメージです。
全員がフリーランス、個人事業主で構成されたチームは、ひとりひとりが自立していました。スキルを掛け合わせてプロジェクトを大きく動かしていくときのパワーはとても力強く、フリーランスチームの良さを実感する瞬間でした。
一方で、プロジェクトの大きさに比例して、まるで会社組織にいるような指示の下で業務が回っていくようになり、主体性をなくして働く場面が日に日に増えてきました。この働き方に魅力を感じている分、この働き方を大切に育てていきたい、という思いとはうらはらに、フリーランスの立場でありながら主体性を手放さなければならないのは苦しいものですね。学べる環境と自分らしさのあいだでずいぶん悩みましたが、働き方を見直すことにしました。独立後はありがたいことに、すぐに元同じチームの方から声をかけていただき、現在に至ります。
そんなわけで現在は口コミでお仕事をいただいています。
ホームページもこのたびようやく作り出したところ、ひとつひとつ信頼を積み重ねていく時だと思っています。これまでの信頼をベースにした料金体系も、基準を明確にしたうえでご提示できるよう、現在準備中です。
あらためて、これからまた多くの「チーム」を組めるよう、日々精進していきますね。
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