習慣をモノにするコツ

きっと誰の中にも、続けたい習慣や手放したい習慣、ありますよね。

週末の今日は習慣について書かれた本を読んでいました。おすすめと紹介されていた本をポチっとしたのが届いたのです。

その本によれば、「ものごとを習慣化するには、それをどんな気持ちで行うか、そのベースとなる土台の信念の部分が大切になる」、とのこと。

新しい習慣を作るとき、目標やプロセスに目を向けるだけではなかなか続けることが難しいけれども、その習慣が自分自身のアイデンティティと結びつくと、そこからいい循環が生まれ、その循環が最終的に「私という人」を形づくっていくことになるんだそうです。

これ、自分の身近にとてもいい例がありました。

うちには中学1年生になる息子がいて、彼は小学生のころから歴史が好きでした。歴史マンガやYouTubeなんかでコツコツ情報を得るうちに興味はどんどん深まり、やがて歴史に関するありとあらゆるものを自ら深めていくように。周囲からはなんだか変わった趣味だな、と思われる節もあったようですが、歴史という切り口で「やればできる!」というアイデンティティが彼の中にできていたようです。

中学に入って定期的に大きなテストが行われるようになりました。中学1年生ならテスト勉強する習慣をつけることも難しいのでは、と思うのですが、彼は誰に言われるでもなく、テストに向けての準備をしっかりするようになっていました。その準備の仕方が、すでに半年で習慣化できていて、しかも本人、すごく楽しんでいるのです。

勝手に好循環を生み出しているのが、はたから見てもよくわかる。

習慣は、目的やプロセスに対してアプローチするものかと思いきや、実はアイデンティティと深く結びついているんだそうです。

続けたい習慣が、どんなアイデンティティと結び付けられるか。

手放したい習慣が、どんなアイデンティティと結びついているか。

そんな切り口で考えてみたら、習慣をもう少しじょうずに扱えるようになりそうです。


参考:複利で伸びる1つの習慣 ジェームズ・クリアー




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