行動が変化に繋がった⁈

こちらは今月の安城市の広報の記事。

「パートナーシップ・ファミリーシップ制度ってなに?」

この記事を見て私は思わず小躍り!

なぜならそれは私が参加した”愛知県男女共同参画人材育成セミナー”での

研究レポートが確かに起因している!と感じられたから。


昨年参加したこのセミナーは、愛知県下各市町から代表者が参加し、

男女共同参画、法律、経済、労働、地域づくり、地方行政など

女性や社会にかかわる諸問題について学んだ後、レポートを作成するという1年のプログラム。



男女共同参画を学ぶにつれ、

・そもそも男だ、女だ、という視点でものごとを見ようとするところから抜け出す必要があるのではないか、

・もっと多様な社会の在り方について目を向けていきたい、

というところから、グループワークでの研究テーマを

「パートナーシップ・ファミリーシップ制度」に決めたと記憶しています。


この「パートナーシップ・ファミリーシップ制度」、2022年当時は愛知県下でも導入率は30%未満。

導入は各市町に委ねられているんですよね。


そこで当時、レポート作成にあたり、フィールドワークと称して愛知県下の自治体を訪問し、導入背景をヒアリングして回る、なんてことをしました。


ヒアリングしてみてわかったことでしたが私が住んでる市は、一言で言えば「消極的」だったんです。

どちらかと言えば目を向けているのは、制度を必要としている人ではなくそういう制度を必要としない人たちのほう、という印象で、

市の担当局の方の

「多様性といえど受け容れられないとおっしゃる人たちもいますから」

という言葉が妙に歯がゆく。


もちろん解決すべき課題はたくさんある中、この1点だけ見て判断すべきじゃないのですが、

他市では専門部署まで立ち上げ積極的に進めている市もあるのを知ると、

”がんばれ!安城市!”という印象をもった事実はありました。


そんなフィールドワークから1年。

広報にこの記事が載った背景には私たちの行動がひとつ、寄与している…気がしませんか☺


そしてこの時差つきでの手応え!

なんにおいても、日々の行動がどんなふうに繋がるかわかりませんね。

小さな変化のきっかけになるといいなぁと思ったできごとでした😌


※パートナーシップ・ファミリーシップ制度は、さまざまな事情により

婚姻制度を利用できないカップルに対し、自治体が証明書等を発行する制度。

(→それにより、これまで受けることができなかった行政等の一部サービスを利用できるようになる、というものです)

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